【妊娠中の食事のポイント③】
[妊娠中の食事のメニュー例]
妊娠中の食事は、栄養バランスがとれていることが大切です。一日の食事は、主食、主菜、副菜、汁物、果物などを組み合わせて、食事のバラエティを豊かにしましょう。以下に、妊娠中の食事のメニュー例を紹介します。
[朝食]
ご飯(1膳)
納豆(1パック)
目玉焼き(1個)
ほうれん草のおひたし(1/2カップ)
みそ汁(1杯)
オレンジ(1/2個)
ご飯で炭水化物、納豆と目玉焼きでタンパク質、ほうれん草で葉酸と鉄分、オレンジでビタミンCを摂ることができます。納豆にはカルシウムも含まれています。みそ汁は塩分が多いので、少なめにしましょう。
[昼食]
チキンカレー(1皿)
サラダ(1皿)
ヨーグルト(1個)
バナナ(1本)
チキンカレーでタンパク質と炭水化物、サラダで野菜、ヨーグルトでカルシウムと乳酸菌、バナナでカリウムを摂ることができます。カレーにはスパイスが入っているので、胃もたれや胸やけに注意しましょう。ヨーグルトは無糖のものを選びましょう。
[夕食]
鮭の塩焼き(1切れ)
ひじきの煮物(1/2カップ)
かぼちゃの煮物(1/2カップ)
ご飯(1膳)
みそ汁(1杯)
りんご(1/4個)
鮭でタンパク質とDHA、ひじきで鉄分とヨウ素、かぼちゃでビタミンAとカリウム、ご飯で炭水化物、りんごで食物繊維を摂ることができます。ひじきはヨウ素が多いので、量に注意しましょう。鮭は火をしっかり通してから食べましょう。
[まとめ]
妊娠中の食事は、おなかの赤ちゃんの健康を守るために、栄養バランスがとれていることが大切です。妊娠中に必要な栄養素を多く含む食べ物を選び、避けた方がよい食べ物や飲み物に注意しましょう。妊娠中の食事については、管理栄養士や産婦人科医に相談することもできます。妊娠中の食事を楽しく美味しく摂って、赤ちゃんと一緒に元気に過ごしましょう。